一般歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント|みやくに歯科医院

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虫歯治療

虫歯の部分だけが染まる染色液を使用しながら削ります。幸い神経まで及んでいない場合は、強化型グラスアイオノマーという材料で削られた表面を隠してから奥歯であれば金属修復、前歯であればレジンという合成樹脂での修復を勧めています。



奥歯の力のかかる場所にレジンは勧めません。理由は擦り減ったり割れたりしやすいからです。擦り減って低くなった場所に噛み合わせる相手になる歯(例えば下の歯が擦り減った場合、相手になる上の歯)が埋まりこむような困った移動をします。(歯ってすぐに移動するんです)この状態で下顎が横に動くと上下の奥歯どうしが激しくぶつかり合います。結果、歯が割れたり、歯周病がそこだけひどく悪化したりします。こうなった患者さんをよくみます。安易に奥歯の力がかかる場所にレジンを使用しないほうがよいと思います。上記の治療はすべて保険が適用されます。

歯周病治療

歯周病の原因は単純明快。微生物です(たくさんの種類ですさまじい数)。しかし、口の中からこれを全て取り除くことは不可能らしいです。

でも、微生物の数を減らしたり、分布している数の比率に変化をあたえると歯周病の症状は改善します。具体的には歯磨きの仕方を改善してもらうようにアドバイスすることから始まり、歯石を除去したり、許容範囲を超えた力が歯にかかるのを改善したり、時には歯周外科といわれることもします。これらは全てそのステップごとに患者さんの希望があってはじめて行われます。



当診療所ではクロルヘキシジン含有の洗口液を勧めています。なぜかドラッグストアに同じものがおいていないそうです。歯ブラシはブラウンという会社のオーラルBという電動歯ブラシを薦めています。理由は1800円ぐらいで比較的安く実用に足りているからです。何万円もするものは、まず私が使ったことがないので薦めようがありません。高価な歯ブラシは私ではなくメーカーがたくさんお金を使って宣伝してください。

義歯・インプラント

義歯は入れ歯のことです。総入れ歯と部分入れ歯があります。とくに総入れ歯は患者さんの顎の骨の状態によって出来、不出来に差が出やすいと言えるでしょう。この差を埋めるのが歯科医の技量というものなのでしょうが、いかんせん日本の保険診療における入れ歯に対する診療報酬は歯科医師にとって時間や手間をかけさせないようにしむけているかのようなものです。一般企業は不採算部門の効率化、切捨てはあたりまえでしょうし、それを遂行した人が良い経営者と呼ばれています。歯科においても不採算部門だからと切り捨てていいんでしょうか?

実際、義歯を保険診療ではやらない歯科医院もあるそうです。(私はその歯科医院の経営者を非難することはしない)

小児歯科

永久歯が生え揃うまでの様々な治療があります。虫歯の治療や時には歯石を除去したり。歯の神経を取ったり、歯の根の中(神経があった場所)に細菌がいることによって痛んだり腫れたりする場合の治療にはやはりラバーダムが必要になります。ラバーダムをしていない時は炎症を繰り返すことが何度もありました。つまり再発です。

乳歯から永久歯への交代時に問題になってくるのが歯並びです。かなり進行した乳歯の虫歯だと抜歯しなくてはいけない場合もあります。早期に乳歯をなくすとその下から生えて来るはずの永久歯が生える場所を失う場合もよくあります。まずは虫歯にならないようにすること、適切な時期にむし歯の治療を受けさせてあげることです。



乳歯、永久歯ともに生えたばかりの時がフッ素(塗布することにより歯の表面構造を変化させ虫歯になりにくくすると言われている)の効果が高いそうです。そうはいっても1~2歳の子にフッ素を塗布して、「しばらくお口にためててね~」って言ったそばからきれいにごくんと飲み込まれることが多いのです。飲み込んでも当診療所で使用する量と濃度では健康に問題はありませんが。

泣いて暴れて~の子もいますが、怖がって当たり前ですよ。大人だって好きな人少ないでしょ歯医者行くの。

いろいろありますが子供に癒してもらいながら仕事ができるなんてこの仕事もやっぱりいいなと思います。

口腔外科

時には歯を抜いたほうが良い時もあります。もちろん患者さんが希望すればの話です。簡単な抜歯もあれば比較的難しい抜歯もあります。患者さんは自分の抜歯が簡単なのか難しいのか判らないでしょうからその判定をさせてもらいます。難しい場合大学病院へご紹介します。

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